選択的夫婦別姓や女性議員の比率といったジェンダーに関わるテーマについて、長野県選出の国会議員と市民が語り合う公開討論会が、長野市で開かれた。県内の国会議員に女性はおらず、質問に受け答えしたのは男性議員ばかり。会場からの問いに、「詳しくない」「分からなくて申し訳ない」と釈明する場面もあった。
討論会は15日にあり、市民有志や地方議員でつくる連絡会「ヤマを動かそう!信州」が主催した。事務局によると、県内の選挙区と比例北陸信越ブロックから選出された自民、立憲民主、公明の衆参議員10人に参加を呼びかけたが、出席したのは立憲の5人にとどまった。
討論会には議員のほか、オンラインも含め男女50人以上が参加し、3時間にわたり意見を交わした。
「無意識の思い込み」、指摘をした側が…
出席した5議員の年代は、3…